一軒家風?「住みたくなる」職場とは 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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一軒家風?「住みたくなる」職場とは

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 社員の食事管理、健康増進、寂しさ解消からストレスケアまで、まるで“おかん”ばりの手厚いフォローをする会社がある。特に、若い社員が多いIT系企業ではそんなおかん職場が増えている。

 東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスタワー9~11階に入っているスマホゲームのコロプラを訪ねた。昨年9月に移転したこのオフィスは、「ここに住みたい」という声があるほど。

 一歩足を踏み入れると、会社のキャラクターであるクマがいたるところに登場し、ほのぼの感があふれる。ワークエリアの設計テーマは「一軒家」。入り口付近に、リビングと呼ばれる共用スペースがあり、自席に着くまでにリビングを通り抜ける仕組みになっている。誰かがいれば、そこでコミュニケーションが生まれる仕掛けだ。

 ワークスペースは白熱球だが、リビングはオレンジ色の電球を用いて温かさを演出する。休憩スペースには、ゲーム機がそろったテレビが並んでいたり、コタツがあったり、さながら自宅のようだ。フリーアドレスではなく各自に席はあるが、全エリアにWi―Fiが飛んでいるので、社内ノマドも可能だ。

「ちょっと気分を変えて仕事ができるスペースが社内にいくらでもあるので、ゆるくオン・オフを分けられます」と、広報の斉藤久良良(くらら)さん。

 自由に食べられる朝のフルーツビュッフェ、ランチミニビュッフェのほか、社内にはスパまである。国家資格を保有したマッサージ師が2人常駐し、社員は事前に予約すれば施術を受けられる。30分または1時間コースがあり、当日予約では間に合わないほど盛況だ。カルテには個人の症状が細かく書き込まれ、改善の経過もわかるようになっている。

 社員の健康増進による業績アップや医療費削減につなげようという経営方針は、「健康経営」と呼ばれ各社が力を入れ始めているが、ITベンチャーでは、人材獲得という目的もあるようだ。

AERA 2015年2月9日号より抜粋


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