トヨタマンが指摘する 仕事の「四つのムダ」 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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トヨタマンが指摘する 仕事の「四つのムダ」

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 トヨタといえば日本を代表する自動車メーカーであるとともに、国際語にもなった「カイゼン」でも知られている。工場などの「業務改善」のことで、なかでも整理整頓が厳しいことは有名だ。トヨタ勤続40年以上のOBらからなるコンサルティング会社「OJTソリューションズ」の原田敏男さんに、仕事が変わるトヨタ式整頓術を聞いた。

* * *
 整理整頓を徹底させると、作業の生産性が上がるという考え方が、トヨタには浸透しています。一方、整理整頓を怠ると、四つのムダが生まれます。

 まず使わないのに放置すれば、何らかのコストがかかります。「スペースのムダ」です。また、整理整頓されていないものは探すのに時間がかかります。これが「時間のムダ」です。さらに「間違いのムダ」。片付けられていない職場での仕事は、ミスが多くなるのは当然です。これによって仕事の質が問われたり、やり直しを余儀なくされたり。その損害は、計り知れないものがあるでしょう。そして最後は「取りにいくムダ」です。すぐに使うものは手に届くところにあってこそ、効率が上がるのです。

 これまで、こうしたムダに時間を取られ、8時間の就業時間中、実質2時間ほどしか業務ができていない人を数々見てきました。そう考えると、整理整頓は立派な業務なのです。四つのムダの考え方は、工場だけでなく、働く人のスペースすべてに応用できます。今すぐ、取りかかってください。必ずや仕事が変わります。

AERA 2014年3月31日号より抜粋


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