認知症で元のセクシュアリティー噴出?悩み多きゲイの老後 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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認知症で元のセクシュアリティー噴出?悩み多きゲイの老後

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新宿2丁目にある「コミュニティーセンターakta(アクタ)」では、手に取りやすいように、新宿2丁目のナイトライフ情報とともに、HIVやコミュニティー活動情報も置かれている(撮影/高井正彦)

新宿2丁目にある「コミュニティーセンターakta(アクタ)」では、手に取りやすいように、新宿2丁目のナイトライフ情報とともに、HIVやコミュニティー活動情報も置かれている(撮影/高井正彦)

 ゲイのカップルにとって、来るべき老後問題は切実だ。まだ“家族”と認めていない日本社会の壁があるからだ。医療や介護…解決すべき問題は多い。

 ゲイカップルの浩さん(45)と卓さん(50)は、それぞれ医師、団体職員として働き、経済的には安定している。しっかり者の卓さんは理解のある弁護士に相談し、遺言状も作成。一方、浩さんは職業柄、ゲイの老後の医療や介護は切実な課題だと言う。

「多くのゲイはシングルで老後を迎える。HIVが男性同性愛者間で局在流行中とも言え、今後、独居・高齢でHIVも持っている人のケア構築にも、医療や介護が向き合う必要が出てくるでしょう」

 現在は勤務医の浩さんは将来、ゲイフレンドリーな生活習慣病のクリニックを開業し、紹介があればゲイの訪問医療にも取り組みたいと語った。

「同性愛者特有の介護問題があるかはわかりませんが、単身で暮らしている方が多い現状で、介護力の持ち合わせに乏しいという言い方はできるでしょう」

 そう語るのは、医療・介護ベンチャー企業「メディヴァ」社長の大石佳能子さんだ。海外経験も長く、同性愛者への偏見はない。社にはゲイをオープンにする若い社員もいる。


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