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スクープ!なのに書けなかった熱愛ネタ

業界コンフィデンシャル 松本佳子

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芸能ライター・松本佳子AERA#熱愛#結婚

 昨年12月に中村勘三郎さん(享年57)、今月は市川団十郎さん(享年66)が亡くなるなど悲しいニュースばかりの歌舞伎界に、久々におめでたいニュースが飛び込んできた。

 まずは尾上菊之助さん(35)の結婚。お相手は中村吉右衛門さん(68)の四女で、百貨店に勤めていた瓔子さん(30)で、交際3週間でプロポーズし今月26日に挙式するというスピード婚だ(披露宴は9月)新郎の父、尾上菊五郎さん(70)と新婦の父、吉右衛門さんという2人の人間国宝が同席したことで、華やかな婚約会見に報道陣も大興奮。

 二つめは、ラブリンの愛称で人気の片岡愛之助さん(40)と熊切あさ美さん(32)の熱愛。2人は今年公開予定の映画「歌舞伎町はいすくーる」の撮影がきっかけで知り合い、昨年10月ごろから交際をスタートさせた。

 実は私は2人の交際を昨年から知っていた。熊切さんと私は2009年に終わってしまった「ぶったま!」という関西テレビの番組で3年以上共演し、大阪から一緒に帰る機会が多かったことからタレントと記者ということを忘れてつきあってきた。

 彼氏ができた気配を感じた私は昨年秋、彼女を追及した。しばらくはごまかしていたことから、相手は有名人に違いないと確信。最終的には「言わないと張り込むぞ」と詰め寄り、半ば強制的にゲロさせたというワケ。ところが困ったのはそこからだった。スクープ記者がスクープを知ってしまったが、このネタ、売れない、書けない、しゃべれない(汗)。

 昨年末、3人で食事した際、「松本さん、撮らないでね」「松本さんは守ってくれるから大丈夫」と、キラキラした目で熊切さんから言われ、「う、うん…」。目の前のツーショット…撮りたい~。スクープ魂がうずく。が、仕方なく、私はカシャ、カシャと心でシャッターを切るしかなかったのだった。

 で、結局、東京スポーツさんに抜かれるということに。プロのくせにと言われれば確かにそうだが、人としてはこれでよかったと思う。なんて、私もヤキが回ったか。

AERA 2013年3月4日号


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