学生時代、勉強しなければいけないのに集中できず、ついつい携帯電話を触ってしまう......なんていう経験に身に覚えのある人は多いのではないでしょうか。最近では多機能なスマホも登場し、今どきの学生たちはさぞや携帯の誘惑と戦っているに違いない......と思いきや、まったく逆の発想が生まれているようです。それを紹介した書籍が『スマホの学習アプリで早慶にラクラク合格する方法』。



 勉強の邪魔になりそうなスマホですが、逆に勉強に活かす方法をつづったこの一冊。注目すべきは、著者自身がスマホを活用したことで慶応大学と早稲田大学の合格を勝ち取ったということ。「携帯電話によって第一志望を合格することは可能です」と語る著者の松永武士さんは、1浪時に志望校を全滅。その後「携帯電話」を使って勉強し、慶應プレ3位、そして慶応大学に合格しました。



 実はスマホには受験勉強に使えるアプリが多数あるのだそう。書籍の中では具体的に受験勉強で使えるスマホアプリやウェブサイト、動画などを紹介。興味深いのは、それが学習系アプリだけではなく、幅広い分野にわたっているということです。



 例えば、同書の中で紹介されている「My Stats」は「自分を管理して目標到達するため」のアプリ。日々の時間の使い方を記録し「何にどれくらいの時間を使っているか」を円グラフなどで表示、分析することができます。例えば「10月の模試でA判定をとる」といった目標を設定した場合、一日の勉強時間やその日の成果を記録することが可能。記録を振り返ることで「目標までこれくらい足りない」といったことを、日々確認することができます。



 また、「やる気がなくなったらダウンロードするアプリ」なんていうものも紹介されています。それが「30秒『脳内』トレーニング やる気アップ編」という、書籍タイプのアプリ。このアプリについては次のように説明しています。



「どういった悩みの人に適しているのかと言いますと、精神的に追い込まれていて、なかなか勉強の効率が上がらないとか、どうしてもマイナス思考になっちゃう、集中できない、記憶力が落ちている気がするといった人にお勧めのアプリです。これらの問題に直面した時の打開策として、脳内物質をコントロールすることで、プラス思考に持っていったり、アドレナリンを高めて、やる気を上げていこうという本になっています」



 もちろんこの他にも、単語帳アプリなど学習系のものも多数紹介されています。勉強はもちろん、生活管理ややる気アップなど、さまざまに活用できるスマートフォン。今や勉強の邪魔ではなく、助ける道具になっているようです。



 そんな便利なスマートフォンですが、一方で重要なのは当然ながら通話、メールといった基本機能。特に電波状況はそれぞれの機能を使う上で重要なファクターになってきます。



 折しも9月にはドコモがiPhone5の発売を開始。au、ドコモ、ソフトバンクの3キャリアがiPhoneを取り扱う、横並びの状況に。そうなると気になるのが、各社の電波状況です。まとめサイトなどでは、すでに都内各所で3キャリアの電波状況を比較したレポートも掲載されています。



 レポートによると、同じ都内でも強いキャリアはまちまちの様子。例えば、アップルストア銀座店ではauがもっとも電波が良く、ドコモがもっとも良くないとのこと。一方、渋谷駅ではドコモの電波がもっとも良好で、ソフトバンクが良くなかったそう。このほかでも都内各所で計測を行っていますが、電波状況は様々。このあたりは今後も変化していきそうですね。



 ついに3社が取り扱うことになったiPhone。今後は各社が顧客満足のためにどのような戦略を打ち出してくるのか、期待できそうです。



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