『うちの猫がまた変なことしてる。』(c)卵山玉子/KADOKAWA
『うちの猫がまた変なことしてる。』(c)卵山玉子/KADOKAWA

 マンガは、数あるマンガの中でも根強い人気を誇るジャンルだ。幼少期からマンガを読み続け、今はちゃっかり仕事にも生かしているマンガ好き記者が、今おすすめしたい猫マンガを紹介する。

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■愛すべき猫の日常

『うちの猫がまた変なことしてる。』(c)卵山玉子/KADOKAWA
『うちの猫がまた変なことしてる。』(c)卵山玉子/KADOKAWA

『うちの猫がまた変なことしてる。』(卵山玉子、各1100円※価格はすべて税別、既刊6巻、KADOKAWA)

『職場の猫』(c)たきりょうこ/KADOKAWA
『職場の猫』(c)たきりょうこ/KADOKAWA

『職場の猫』(たきりょうこ、1150円、全1巻、KADOKAWA)

 猫との暮らしは、日々発見の連続であり、癒やしでもある。『うちの猫がまた変なことしてる。』は、猫好きの漫画家・卵山玉子さんが、夫と保護猫のトンちゃん、シノさんの4人(?)家族の様子を綴ったブログが書籍化されたもの。シリーズ累計50万部突破の、大人気猫エッセーだ。

『職場の猫』(c)たきりょうこ/KADOKAWA
『職場の猫』(c)たきりょうこ/KADOKAWA

 ボス猫タイプの「トンちゃん」、トンちゃん好きの「シノさん」の暮らしはにぎやかで、猫飼いなら「あるある!」とうなずきたくなるものばかり。写真が多く掲載されており、読んでいるうちに「うちの猫みたいな気がしてきた」と親近感が湧いてくる。

『職場の猫』は、夫婦の漫画家ユニット・うめ先生の自宅兼仕事場で働く漫画アシスタントのたきりょうこさんが、うめ先生の飼い猫である、白くて丸い「はる」と、黒猫の「しじみ」の日常を描いたもの。

 台詞がなく、猫や登場人物の身ぶり手ぶりだけで描かれているのが特徴。そもそも猫はしゃべらないので、逆にリアルさが際立つ。海外からの反響もあるという。

“職場の猫”だからこそ、ただひたすらにかわいい!と言っていられる。そのお気楽ポジションも心地良い。

■保護猫を知る、迎える

『ツレ猫 マルルとハチ』(c)園田ゆり/講談社
『ツレ猫 マルルとハチ』(c)園田ゆり/講談社

『ツレ猫 マルルとハチ』(園田ゆり、各680円、既刊2巻、講談社)

『猫には猫の猫ごはん。』(c)御木ミギリ/MIXER/集英社
『猫には猫の猫ごはん。』(c)御木ミギリ/MIXER/集英社

『猫には猫の猫ごはん。』(御木ミギリ、各600円、既刊6巻、集英社)

『吾輩は猫であるが犬』(c)沙嶋カタナ/祥伝社
『吾輩は猫であるが犬』(c)沙嶋カタナ/祥伝社

『吾輩は猫であるが犬』(沙嶋カタナ、980円、全1巻、祥伝社)

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