阪神Vへ一直線 2008年の大失速“五輪の呪縛”は解けた? (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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阪神Vへ一直線 2008年の大失速“五輪の呪縛”は解けた?

渡辺勘郎週刊朝日
新人離れしたプレーを見せる佐藤輝明 (c)朝日新聞社

新人離れしたプレーを見せる佐藤輝明 (c)朝日新聞社

左からドラフト2位の伊藤将司、今季好調のマルテ、スアレス (c)朝日新聞社

左からドラフト2位の伊藤将司、今季好調のマルテ、スアレス (c)朝日新聞社

「これで優勝、いけるんちゃうか」。東京五輪の侍ジャパンの代表メンバーが発表された16日、セ・リーグ首位を独走する阪神球団の周辺から、こんな声が漏れてきた。今シーズンは“五輪の呪縛”も関係なし、優勝へ向けて一直線となりそうだ。

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 あちこちで言われていることだが「今年の阪神は、強い」。“勢い”ではなく「本当に強い」と評されている。

 戦績は、40勝19敗2分(6月18日現在。以下、データは全て同)で貯金21、勝率6割7分8厘。2位ヤクルトとのゲーム差は7。チーム防御率(3.25)はリーグ2位で、チーム打率(2割5分6厘)はリーグ1位、同ホームラン数(66本)はリーグ2位と、投打ともにレベルが高いのだ。

 戦力が整った、とか、選手層が厚くなった、とか、いろいろな言い方があるが、つまりは、チーム力が付いた、ということ。

「某有名ОBに言わせれば『今季好調なのは監督の采配うんぬんではなく、こういう戦力を整えたフロント・編成の力』。その方は開幕前から『阪神は今年、この戦力で勝てなかったら、しばらく勝てないと思う。それくらいのチーム力があるよ』と言ってました。長いことタイガースを取材してきましたけど、そんな良い評価を耳にしたこと、あったかな(笑)。バース、掛布、岡田がいて優勝した1985年でも、星野監督で優勝した2003年でも、そんな評価は聞かなかった(笑)」

 ベテラン阪神担当記者は自信ありげに続けた。

「怖いのは主力の故障だけ。巨人? 怖くない」

 素人でも感じるのは、今年の阪神はルーキーも外国人も大活躍している、ということ。失礼ながら、阪神“らしくない”。

 その代表はドラフト1位入団の佐藤輝明選手。打率2割7分8厘、ホームラン16本、打点44で、三振88はリーグ1位。本人も口にする「三振かホームランか」という思い切りの良いバッティングで今年の日本のプロ野球最大の注目株であるのは間違いない。


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