「優しくさわやかだった古賀さん」…丸山茂樹が亡き柔道家をしのぶ (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「優しくさわやかだった古賀さん」…丸山茂樹が亡き柔道家をしのぶ

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹

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梶谷さん、おめでとう (GettyImages)

梶谷さん、おめでとう (GettyImages)

 丸山茂樹氏が柔道家の急逝、競泳の池江璃花子選手などについて語る。

【写真】オーガスタ・ナショナル女子アマで初優勝した梶谷翼さん

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 先月のことになりますが、柔道のオリンピック金メダリストの古賀稔彦さんが亡くなられました。53歳の若さでした。かなり厳しい闘病生活をされてたと聞いてるんで、つらかったでしょうね。残念でならないですよね。

 古賀さんはちょっと上の先輩で、ほぼ同世代です。何回かお目にかかったことがありますけど、違う業界の我々に対しても優しく、さわやかな感じでね。僕の同級生の吉田秀彦もそうだし、野村忠宏君もそうですけど、柔道界の人は優しくてさわやかな人が多いですね。それでいて道着をつけたら一気にキリッとする。古賀さんがその代表例みたいなもので、カッコよかったです。

 僕は柔道が好きで、リオのときも応援しに行ったりしたんでね。そういう意味では結構見てきたんで、非常に悲しいですね。今年に入って僕のアメリカ在住の知人も亡くなって。古賀さんと同い年でした。自分もいつこんなことになってもおかしくないトシなんだな、と痛感しますね。

 古賀さんが亡くなって2週間も経たない4月4日に、次男の玄暉(げんき)君(22)が全日本選抜体重別選手権の男子60キロ級で優勝しました。お父さんが生きてたら「試合に集中しろ!」って言うと思って、通夜の日も告別式の日も練習は休まなかったそうですね。そんなこと知っちゃうと、泣けてきます。

 3人のお子さんにも熱心に柔道の指導をされてきたというのは聞いてたので、いちど古賀さんに、どんな風に子どもたちに教えてきたのか質問してみたかったです。天国からお子さんたちをあたたかく見守っていかれるんでしょうね。ただただ、ご冥福をお祈りします。

 さて競泳の池江璃花子さん(20)が日本選手権で東京オリンピックの代表入りを決めました。白血病にかかっているのが分かってから2年と少しですか。並大抵じゃない努力をしてきたんだと思います。

 病気になった当初は2024年のパリオリンピック出場を目指すと言ってましたけど、この短期間であそこまで持っていくとは、ほんとに頭が下がる思いですね。同じ日本大学ということもあって、この復活は非常にうれしいですね。無理をしないように気をつけて、頑張っていってほしいなと思います。


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