市川猿之助 歌舞伎以外は「みんなで“大人のお遊び”を」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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市川猿之助 歌舞伎以外は「みんなで“大人のお遊び”を」

週刊朝日
この日は取材日。共演者との対談なども含め、精力的にたくさんの取材をこなしていた(提供)

この日は取材日。共演者との対談なども含め、精力的にたくさんの取材をこなしていた(提供)

市川猿之助(提供)

市川猿之助(提供)

 ドラマ「半沢直樹」や舞台「藪原検校(やぶはらけんぎょう)」など歌舞伎以外での活動を広げる市川猿之助さん。歌舞伎以外でやりたいことも、学ぶこともないという。一体なぜなのか。

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※【「半沢直樹」の熱い芝居はコロナ禍でのエネルギー発散? 市川猿之助が振り返る】より続く

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 取材があった日は、東京都のコロナ感染者数が日に日に増えている時期。舞台関係者にしてみれば気の重くなる状況が続く。「今回のコロナで、多少でも猿之助さんにいい影響をもたらしたことはないですか?」と質問すると、「よかったことを見つけるしかないですよね」とため息をついた。

「自分が経験したことに意味がないと思うことほど虚しいことはないので。いい面はこれから見つけていくんだと思います。ただ、過剰だったかもしれない部分を見直す意識が生まれたことは、悪いことではないかもしれない。だけど本来、僕らは東日本大震災でそういうことを一回経験しているんですよね。東北の方たちほどではないですけど、10年前も“節電”とか心がけたはずなのに、人類って本当に物事をすぐ忘れる(苦笑)」

 ライフスタイルには、多少の変化も訪れた。共演者との飲み会が全くできない分、ランチを一緒にとるようになった。打ち合わせを、空気のいい公園のベンチで済ませることもしばしば。継続している健康法はないが、体重計はめったに乗らず、具合が悪くても薬は飲まないそうだ。

「ただ、常に体の声を聞いて、肌の湿り気や胃の調子のベストの状態を常に覚えているので。はやりものの健康法、健康食に乗っかることはないです。それに乗っかって健康になれるなら、みんなもっと健康なはずじゃないですか(笑)」

「唯一のルーティーンがあるとしたら、書店に行くことかな」と、思い出すように言った。

「最低でも週に2回。多いときは1日1回。テレビは基本見ないので、寝る前に本を読むのが楽しみです。『半沢~』ですか? 基本、ドラマは見ない僕も、あれは何話か見ました。ちょっとつけたら、面白くて最後まで見ちゃったんだよね。ただ、全話は見なかった。半沢直樹の敵役だったから、ドラマを見ていてもあんまりいい気がしないんだ。『半沢のせいで出向させられた』って思っちゃって(笑)。相手役の堺雅人さんが、それだけ素晴らしかったんだな。劇中の人間のままで、視聴者に戻れなかったほどに」


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