巨人日本一奪還のカギは? “菅野智之より大事な投手”を東尾修が指摘 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人日本一奪還のカギは? “菅野智之より大事な投手”を東尾修が指摘

連載「ときどきビーンボール」

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連覇を決めて胴上げされる巨人の原監督=10月30日、東京ドーム (c)朝日新聞社

連覇を決めて胴上げされる巨人の原監督=10月30日、東京ドーム (c)朝日新聞社

 近年の野球は打者のレベルが上がり、好球必打のレベルが上がった。詳しく言えば、選球眼のレベルが上がり、さらに追い込まれるまでは強く振り、2ストライク以降もある程度の強さを維持しながら粘れる打者が増えた。短期決戦では打者の1打席に対する集中力は格段に上がる。投手は1点の重みを知るから、より慎重を期さなければいけない。おのずと球数は増える。

 そう考えた場合、先発は5回で100球を要するかもしれない。逆に3回で交代機が来るかもしれない。巨人を考えた場合、菅野という絶対的な存在はいるが、サンチェスや戸郷翔征などは、不調なら試合の中で早期交代も考えないといけない。その決断を早める存在が第2先発である。2人、ないし3人で七回までゲームを作るという考えを持つ必要はあろう。

 巨人は東京ドームではなく京セラドームを使う点もどう出るか。パの球団よりも圧倒的に京セラドームでの試合経験が少ない。日本シリーズまでの時間、原監督がどんな策を練るのか、楽しみである。

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝

週刊朝日  2020年11月20日号


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東尾修

東尾修(ひがしお・おさむ)/1950年生まれ。69年に西鉄ライオンズに入団し、西武時代までライオンズのエースとして活躍。通算251勝247敗23セーブ。与死球165は歴代最多。西武監督時代(95~2001年)に2度リーグ優勝。

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