“クラスター発生”の池袋ホストクラブを本誌記者が直撃「地獄だった。小池都知事にも来てもらいたい」 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“クラスター発生”の池袋ホストクラブを本誌記者が直撃「地獄だった。小池都知事にも来てもらいたい」

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上田耕司週刊朝日#新型コロナウイルス
小池百合子東京都知事(上田耕司撮影)

小池百合子東京都知事(上田耕司撮影)

人気が少なくなっている池袋の歓楽街(上田耕司撮影).jpg

人気が少なくなっている池袋の歓楽街(上田耕司撮影).jpg

隔離されたホテルで提供された弁当(ホストクラブスタッフ提供)

隔離されたホテルで提供された弁当(ホストクラブスタッフ提供)

 陽性だったキャストや運営スタッフはほとんどが無症状だったが、陽性が相次いでいることから、PCR検査の対象は店の客にも拡大された。

「最初に陽性が出た6月23日の前後5日間に来店されたお客さんにも、キャストそれぞれが連絡して、数十人が検査を受けました。40人くらい受けたんじゃないか。そのうち数人か陽性だったそうです」(前出の30代の運営スタッフ)

 2番目に陽性だとわかった30代のマネージャーの場合、6月25日から7月2日まで、東京都墨田区両国のアパホテルで隔離されたという。アパホテルは陽性患者の受け入れを公表している。

「味覚がちょっと悪くなって、鼻もちょっと悪かった。アパホテルでは感染者ばかり100人以上が宿泊していました。毎日、午前8時半から検温があり、指先をチェックして酸素濃度を測っていました」

 朝昼夜の食事時には館内放送があり、この時だけは1階に降りる許可が出た。

「弁当を取りに行くのですが、ほかの隔離されている人たちには話しかけない、接触しないのがルールだと言われていました。お弁当はこんな感じです」

 と言って、ホテルで配られた弁当の写真を見せてくれた。大きめのエビフライが2本、スパゲティ、温泉たまご、サラダ、ご飯がパックに入っていた。

 冒頭の20代の運営スタッフは、みずからの隔離体験をこう語る。

「私は37.2度の熱が出て、病院に5日間、ホテルに5日間滞在しましたが、病院は風呂にも入れず、きつかった。ホテルの方が食べ物もよく、差し入れもあったし、天国でしたね」

 この店では何故、クラスターが起きたのだろうか。前出の30代の運営の男性はこう証言する。

「うちは4~5人が共同生活する寮がいくつかあるので、一人出たら家庭内感染と一緒で、生活する中で広がったのかもしれません。お客さんからだったのか、誰から感染したのかはまったくわかりません」
  
 ただし、店としてもっとも盛り上がるシャンパンコールには問題があったと振り返る。

「シャンパンコールの時には、キャストたちが集まって、音楽のリズムに乗って、マイクでしゃべりまくって盛り上げていたんです。飛沫もあったでしょう。開けたシャンパンはキャスト3人で回し飲みしていました」(30代の運営の男性)

 クラスターが発生してからは、シャンパンは1本を1人にし、回し飲みをやめた。シャンパンコールは続けているが、「なるべく飛沫がとばないようにしています。アルコールを注ぐグラスも使い捨てできるよう、紙コップに変えました」(同)


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