またも“昭恵砲”を炸裂させた安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社
またも“昭恵砲”を炸裂させた安倍昭恵氏 (c)朝日新聞社

 またも、安倍昭恵首相夫人が「お騒がせ」だ。新型コロナウイルスへの対応で政権が揺れる中、3月15日に知人のツアーに参加して大分県の宇佐神宮を参拝していたことが明らかになり、物議を醸している。

【写真】経営する居酒屋「UZU」の店内で語る昭恵夫人

 安倍首相は4月17日の衆院厚生労働委員会で、昭恵氏の参拝は自身や小池百合子東京都知事が外出自粛を要請する前だったと説明。「(参拝で)人は集まっているが、密接かどうかは別だ」と、問題なしとの認識を示した。自民党中堅議員は「昭恵氏以上に、首相が奥様をかばっていることに不満を持つ議員は多い」とぼやく。

 昭恵氏は森友学園問題で売却された国有地に建設予定だった小学校の名誉校長に就任。政権を揺るがすきっかけとなったが、この件への満足な説明もないまま奔放な活動は続き、3月下旬には知人らとのレストランでの会食が私的な「桜を見る会」だと批判されたばかりだ。自民党のベテラン議員はあきれ顔でこう話す。

「また“昭恵夫人砲”か。本当に安倍政権が昭恵氏でダメになるかもしれない」

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安倍首相との関係について、友人の証言は…