「東大タレント」30年史 菊川怜が変えたブランドイメージ (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「東大タレント」30年史 菊川怜が変えたブランドイメージ

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緒方麦週刊朝日#東大
菊川怜 (c)朝日新聞社

菊川怜 (c)朝日新聞社

主な東大タレント・芸能人 (週刊朝日2020年3月27日号より)

主な東大タレント・芸能人 (週刊朝日2020年3月27日号より)

「東大タレント」と言われて、あなたは誰を思い浮かべるか。今となっては、ゴールデンタイムに乱立するクイズ番組を中心にさまざまな顔ぶれが芸能界で活躍している。芸能界での「東大ブランド」が確立されていった経緯を見ていこう。

【表】主な東大タレント・芸能人はこちら

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 最近のテレビは、クイズバラエティー番組が花盛り。そのおかげもあって、ここ5年ほどで現役東大生のクイズプレーヤーが何人も現れた。例えば、2017年4月の「東大王」レギュラー放送開始をきっかけに、人気を集めた伊沢拓司、水上颯、鈴木光ら。謎解きブームの火付け役にもなった謎解きクリエイター・松丸亮吾も、今の10~20代が知る東大タレントの代表格だ。

 芸能評論家の三杉武さんはこう言う。

「クイズ番組ではどこも東大タレントをほしがりますよね。大がかりなクイズ番組、情報番組のコメンテーターにはもってこいですし、高学歴芸人さんも東大卒じゃないとちょっと弱いように感じられます」

 だが、ひと昔前まではテレビや映画といった表舞台で東大卒は珍しい存在。もちろん、映画監督など「裏方」には、昔から東大卒の著名人がいた。例えば、国民的人気を誇る「男はつらいよ」シリーズを手がける山田洋次は法学部卒。「鉄道員(ぽっぽや)」などの代表作がある降旗康男や、宮崎駿とともにスタジオジブリを設立した高畑勲は、文学部フランス文学科卒だ。

 クイズ番組などを担当してきた放送作家の小林偉さんは振り返る。

「東大卒なのになんでわざわざ芸能界へ、という感じが強かった。東大OBに聞いたことがあるのですが、昔、卒業式で学長が『皆さん、ここに入ってくるのは大変だったと思う。だけど、ここから先はもっと大変です』みたいなメッセージを送っていたらしい。つまり何をしても『東大卒』という色眼鏡でみられる逆差別が続くということですね」

 小林さんが旧来の東大卒芸能人として思い浮かべるのは、歌手の加藤登紀子と、「くいしん坊!万才」初代リポーターの俳優、故・渡辺文雄だという。

 それではこの30年の東大タレント、芸能人の顔ぶれの変遷をみていこう。


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