丸山茂樹氏は、日本でのタイガー・ウッズ選手の戦いぶりを称賛する。 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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丸山茂樹氏は、日本でのタイガー・ウッズ選手の戦いぶりを称賛する。

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表ヘッドコーチを務める。19年9月、シニアデビューした。

いい笑顔だねっ (c)朝日新聞社

いい笑顔だねっ (c)朝日新聞社

 もう漫画のような展開でしたね。日本で初めて開かれた米PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(10月24~28日、千葉・アコーディア習志野CC)は、タイガー・ウッズ(43)が初日からトップを譲らない完全優勝を飾りました。

【写真】いい笑顔のタイガー・ウッズと前澤友作さん

 こんなにストーリー性のあるドラマがあって、そこにちゃんと主役として出てくるタイガーはすごいと思いました。かっこいいですね。理想的な展開になって、誰もが待ち望んでた結果を見られたら、来年以降が心配になっちゃいますね。あと5年っていうと彼もだいぶトシになっちゃいますけど、とりあえず来年は来てくれると思います。

 プレーのスタイルは相当昔と変わって、いくところはいく、抑えるところは抑える。前みたいに10ある力を10出すところもありましたけど、今回は平均的に8で抑えて。そんなに力まず、自分の感情もアップ&ダウンさせずということでね。

 それでいて、いいショット、パットをしたときにギャラリーに見せる笑顔は忘れてない。そういうところがタイガーのよさだと思うんです。自分でも「こんなことあるんだ!」って思うようなことは素直に表現する。メジャーで戦ってるときでも、昔から変わらないなと思いますね。いまの若い選手もね、このタイガーのよさを見習ってほしいですね。「これはほんとにうれしいんだよ」ってのをしっかり見せる。

 不安のあったティーショットが非常に安定してましたね。それからやはりどこからでも入りそうなパッティングですね。これもすごかったと思いますね。

 これで米ツアー82勝目。いまは亡きサム・スニードの最多記録に並んだんです。タイガーが5歳のときにスニードと一緒に撮った写真も映ってましたけどね。スニードもうれしいんじゃないですか? 生まれたときから天才と言われた男、子どものころからスーパースターだった選手に追いつかれたってのは、幸せじゃないでしょうかね。当たり前の道を進んできた人ですから。そう言われ続けて子どものころ育って、そう言われ続けて学生時代を過ぎて、プロになって、いまこうなったわけですから。すべてが、ここに導かれてるような人間なんですよ。


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