野上はFA移籍で先発の軸として期待されたが、昨季は4勝4敗、防御率4.79。夏場以降は敗戦処理に回った。田口は16年に10勝、17年に13勝と左腕エースの階段を順調に上っていたが、昨季は2勝8敗、防御率4.80。最低でも2ケタ勝利と首脳陣は考えていただけに、大きな誤算だった。今年は期する思いが強いだろう。

  救援から先発に配置転換された沢村も今季初登板は悔しい結果になったが、意地がある。先発最後の枠を勝ち取る熾烈な競争から目が離せない。(春日哲也)

※週刊朝日オンライン限定記事