“ラスボス”小林幸子「面白がってくれることは楽しんで受け入れる」 キャリア55年のパワーとは (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“ラスボス”小林幸子「面白がってくれることは楽しんで受け入れる」 キャリア55年のパワーとは

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太田サトル週刊朝日
派手な衣装がおなじみとなった小林幸子さん(写真:幸子プロモーション提供)

派手な衣装がおなじみとなった小林幸子さん(写真:幸子プロモーション提供)

ツルの上で熱唱する小林幸子さん(さいたまスーパーアリーナでのライブ「ニコニコ超パーティー」にて/写真:幸子プロモーション提供)

ツルの上で熱唱する小林幸子さん(さいたまスーパーアリーナでのライブ「ニコニコ超パーティー」にて/写真:幸子プロモーション提供)

2019年は55周年の節目となる小林幸子さん(写真:幸子プロモーション提供)

2019年は55周年の節目となる小林幸子さん(写真:幸子プロモーション提供)

「紅白歌合戦」の名物といえば、小林幸子さんの巨大な“衣装”。その威容は、ゲームやアニメのラストに登場する巨大なボスキャラになぞらえられ、いつの間にかネットを中心に、「ラスボス」と呼ばれるようになっていた。

【ツルの上で熱唱する小林幸子さんはこちら】

「私、ゲームをやらなかったので、『ラスボスって呼んでもいいですか?』って聞かれたときに、よくわからず、『いいですよ!』って気軽に答えちゃったんです」

 いまでは本人公認の愛称となったようだ。

「後になってから、ラスボスって悪いやつじゃないのって!?(笑)。だけど、最強でなかなか倒せないボスですし、みなさんがおもしろがってくださっているんだから、そこは楽しんで受け入れようと」

 近年は、小林さん自身がキャラ化して、ゲームの世界に登場することもある。

「そういうときには毎回、半端じゃない大きさになってて(笑)。これが皆さんのいうラスボス感、小林幸子感なんだと思って、そこが面白いです。刺激的ですね」

 1964年に10歳でデビュー。2019年は55周年の節目の年で全国をめぐる記念公演が続く。

「デビューしたのがちょうど最初の東京オリンピックの年ですからね。感慨深いです」

 ダブルミリオンをほこる自身最大のヒット曲「おもいで酒」の発売からも、ちょうど40年となる。

「私を知っている方は、大きく3つに分かれるんです」と言うように、ファン層は幅広い。まずは、20万枚のヒットとなったデビュー曲「ウソツキ鴎(カモメ)」を歌う少女として知った人たち。それから、「おもいで酒」がきっかけとなったファン。「千本桜」を歌うラスボスとして知ったのは若い人たちだ。

「演歌の世界とボカロ(ボーカロイド)やネットの世界の橋渡しをしようとか、そういう気持ちはないんです。ラスボスとしての小林幸子が好きな人に、演歌の世界を知ってもらおうとは思いません。それぞれの小林幸子を楽しんでいただけたらと思っているんです」

 日本のゲームやアニメが“OTAKU”という言葉とともに世界に広まるにつれ、海外のファンも増えた。


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