「書いている本人もドキドキ」今野敏が「警察小説」を書き続ける理由 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「書いている本人もドキドキ」今野敏が「警察小説」を書き続ける理由

仲宇佐ゆり週刊朝日
今野 敏(こんの・びん)/1955年、北海道生まれ。2006年に『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年に『果断隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞。近著に『任侠浴場』『エムエス 継続捜査ゼミ2』など。空手道今野塾主宰 (撮影/写真部・片山菜緒子)

今野 敏(こんの・びん)/1955年、北海道生まれ。2006年に『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年に『果断隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞。近著に『任侠浴場』『エムエス 継続捜査ゼミ2』など。空手道今野塾主宰 (撮影/写真部・片山菜緒子)

「まともになってほしいから。官僚は新しいことをやりたがらない。突っ込まれないように、わざとわかりにくい文書を作る。自分の省庁のことしか考えていない。あと半歩、そこから出て国のために働いてほしい。怒りをグーッと小さく押し込めておいて、小説にチョコッと出していくんです」

 月に数本の締め切りを抱え、原稿一色の日々かと思いきや、午後1時に仕事場に出勤すると、ジャズギターを練習したり、3Dソフトでフィギュアを作成したり。ときどき違うことをするほうが、効率が上がるそうだ。小説の展開は書きながら考える。

「先が読めないから、書いている本人もドキドキしています。ストーリーを考えるのは楽しいし、自分でも思わぬ結末になるのが面白い。それがなかったら小説なんて書けませんよ。アイデアが出たときのあの快感。もう、やめられません」

(仲宇佐ゆり)


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