

放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、パナソニックの「靴脱臭機」。
【写真】靴に付着したイヤなにおいをリフレッシュさせる「靴脱臭機」がこちら
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12月に入り、他業種同様、テレビ局やラジオ局も何やらせわしない。
実は年末年始特番の多くは既に準備に入っていて、なかには収録の大半を終えた番組もあるぐらい。生ワイドを除けば、年々“店じまい”は早くなっているような気がする。
同時にやってくるのが“打ち上げ”準備。特に制作会社のプロデューサーやデスクの女性は、景品に何を用意しようかと考えあぐねる時期だ。
当コラムも、今回から3回連続で“景品”にオススメのモノをご紹介したい。
まずは、今年8月の製品発表会にゲストで登壇したレイザーラモンRGが仕事を忘れてその機能に大コーフンし、食いついた靴脱臭機「MS−DS100」である。打ち上げの景品として定着しつつある“美容家電”でも有名なパナソニックの製品である。
美容家電というと、女性向けが多いことから、女性出演者や、既婚者の男性にはウケがいいものの、「何か男性タレントが喜んでくれるモノはないか」と探していた番組スタッフが「これはいい」と食いついた。
パナソニックが空気清浄機に用いてきた「ナノイー」技術を応用した製品で、靴に差し込んで電源を入れると悪臭を分解できるのだ。