「大坂商人はえげつなくない」 司馬賞朝井まかてさん『悪玉伝』 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「大坂商人はえげつなくない」 司馬賞朝井まかてさん『悪玉伝』

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山本朋史週刊朝日
電話による受賞会見で喜びを語った朝井まかてさん (c)朝日新聞社

電話による受賞会見で喜びを語った朝井まかてさん (c)朝日新聞社

 第22回司馬遼太郎賞(司馬遼太郎記念財団主催)の選考委員会が11月30日に東京の日本プレスセンターで行われ、直木賞作家の朝井まかてさんの『悪玉伝』(KADOKAWA)が選ばれた。

 原稿の締め切りに追われて大阪の仕事場で執筆中だった朝井さんは、財団事務局からの一報に、

「ビックリしました。私の好きな葉室麟さん(昨年末に死去)が2年前に司馬賞を受賞したときにとても喜んでおられたのを近くで見ていて、特別な賞だと思っていました。その賞をいただくのはうれしい」

 と話した。受賞会見は電話で行われた。『悪玉伝』は江戸時代に起こった辰巳屋騒動を取材した物語。従来、悪人と評されることが多かった吉兵衛を主人公に事件をとらえ直し、当時の大坂商人の洒脱で粋で度胸あふれる生きざまを描いている。朝井さんは言う。


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