実はすごい50~70代女性の“爆”消費 観光はインバウンドの2倍! (2/6) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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実はすごい50~70代女性の“爆”消費 観光はインバウンドの2倍!

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首藤由之週刊朝日
京都の清水寺の参道

京都の清水寺の参道

宝島社の60代向けファッションムック。次は12月に冬号が出る。(撮影/写真部・小黒冴夏)

宝島社の60代向けファッションムック。次は12月に冬号が出る。(撮影/写真部・小黒冴夏)

 実際、あちこちで目立っているのは大人女子ばかりだ。まずは、阪本所長が挙げる観光。

 京都市は日本人観光客について性別・年齢別のシェアまで毎年、調査している(京都観光総合調査)。その大人女子の比率を見ると驚く。何と50歳代以上の大人女子が全体の約41%に上っているのだ(2017年)。

 この年、京都を訪れた日本人は約4600万人と推計されているから、大人女子は実に約1900万人に上る。同年の外国人観光客は約740万人だったから、2倍以上大人女子のほうが多い。そして、日本人観光客の「約4割」というシェアは、この5~6年変わっていない。

 近年、人気がうなぎのぼりの金沢も大人女子が多く訪れている。京都市ほど詳しい統計はないが、金沢市を訪れる観光客のうち50代以上は4割弱。北陸新幹線が開業した15年は観光客そのものが約2割増え、50代以上の比率は5割に迫った。

「15年はJR3社(東日本・西日本・東海)がそろって増収増益になりましたが、私は大人女子がこの好業績に大きく貢献したと見ています」(先の阪本所長)

 実際の楽しみ方はどうか。京都・金沢など有名観光地はリピーターが多い。京都好きの都内在住のA子さん(60)が、

「10回以上京都へ行っていますが、『文学』などテーマを決めていくことが多い。この前は、女友達と二人で(新幹線の)始発で行って終電で帰るという日帰りツアーを敢行しました。そのときは願掛けがテーマで貴船神社がメインでした」

 と言えば、同じく都内在住の金沢好きのB子さん(68)は、

「金沢に友達がいるので毎年のように行っています。品が良くて食べ物がおいしい。ゆっくり見て歩くと、毎回、小さな発見があります。人気のひがし茶屋街などは、人が多い昼間は避けて夕方に行くことにしています」

 と話す。

 A子さん・B子さんは、旅好きシニアの同好会「シニア・トラベラーの会」の会員だ。この会自体、大人女子が3分の2を占める「女性優位」。雪谷旅人代表(79)によると、


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