「恋は、いつ始まるのだろうか」と冒頭の一文から印象的な『牧水の恋』は、明治生まれの歌人、若山牧水の大恋愛を追った評伝だ。美しい人だったという相手の女性、小枝子には夫と2人の子供が…

「生々しい牧水を感じる」俵万智が書いた“スリリング”な評伝の続きを読む