墓じまいのルール 10のポイントを押さえトラブル回避! (3/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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墓じまいのルール 10のポイントを押さえトラブル回避!

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大崎百紀週刊朝日#シニア#終活
(画像はイメージです)

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墓じまいを成功させる10のポイント(週刊朝日 2018年8月31日号より)

墓じまいを成功させる10のポイント(週刊朝日 2018年8月31日号より)

墓じまい手順チャート(週刊朝日 2018年8月31日号より)

墓じまい手順チャート(週刊朝日 2018年8月31日号より)

 遺骨の行き先が決まっておらず当面手元で保管するなど「受入証明書」が入手できない場合は、役場に事情を説明して認めてもらう。取り出した遺骨は丁寧に扱い、いずれ納骨先も決めることを伝えればよいだろう。

 遺骨の取り出しや墓石の撤去は、石材店などの業者に任すことが多い。墓地によっては指定の業者しか認めていないところがある。

 自分たちで探す場合は、複数の業者から見積もりを取って、安いところを選んだほうがいい。最近はネットでも見積もりを取ることができる。撤去費用は墓石の大きさなどによって変わり、業者によってもまちまちだ。費用は敷地1平方メートルあたり5万円から20万円ぐらいが目安だ。

「80万円が交渉で40万円になったケースもある。立地や広さにもよりますが、あえて相場を言うならば30万円ぐらいです。大幅な値引きをしたり、見積書があまりにも雑だったりするところは、疑ったほうがいいかもしれません」(佐々木さん)

 見積もりの際、あまり多くの業者に連絡すると、営業の売り込みが激しくて悩まされる。2~3社を見比べて、満足のいくところにお願いしよう。

 撤去した墓石は通常は業者が処分する。墓を移した先で再利用したいと思う人もいるだろうが、運搬や再設置の費用がかさむため現実的ではない。

 ちょっと面倒かもしれない寺院墓地の注意点について、改めて説明しよう。

 佐々木悦子・日本エンディングサポート協会理事長によると、改葬許可申請書をいきなり住職らに送りつけて、「サインをしてください」と依頼する人もいるという。

「これでは供養してくれていた住職に対して失礼で、関係がこじれてしまいます。数回通って、なぜ墓じまいをしないといけないのかを伝えるべきです。お骨をどこへ移しても、供養する気持ちは変わらないこともアピールしましょう」

 こうすれば離檀料や、墓じまいに伴う法要の「閉眼供養」(魂抜き)について、法外な金額を請求されることは少ないという。


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