北原みのり「おかえりなさい! 東方神起」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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北原みのり「おかえりなさい! 東方神起」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

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北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

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東方神起が約2年間の厳しい兵役からの完全復活(※写真はイメージ)

東方神起が約2年間の厳しい兵役からの完全復活(※写真はイメージ)

 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。今回は、自死したSHINeeのジョンヒョンと同じ事務所である東方神起について。

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 2017年、東方神起が戻り、2年半ぶりにドームツアーが始まった。たとえトップスターであろうとも逃れられない、約2年間の厳しい兵役からの完全復活だ。地球上30万人のトンペン(東方神起のファンのこと)の皆さん、あけまして、おめでとう!

 この秋、東京の街は東方神起に溢れていた。10月にアルバムが発売された時などは、二人の写真が車体にラッピングされた山手線が走り、主要な地下鉄ホームは東方神起で埋めつくされ、街のありとあらゆる広告スペースが東方神起で溢れた。その資金力、その影響力を肌で感じながら、なぜか私も誇らしい気持ちになる。いったい、どこから目線?と自分でも不思議だが、復帰アルバムのデザインが、ロマノフ王朝の紋章に似ているのを見て、トンペンたちとその意味について語り合ってしまった。「私たちは、東方に起きた国の民なのよ!」「東方神起の力が誇らしいのは国民だからなのよ!」。そんなことを半ば真顔で語り合うのも楽しい40代の春です。

 12月18日、東方神起と同じ事務所のSHINeeのジョンヒョンが自死した。現在進行形で頂点に立つアイドルグループのメンバーの自死は、やはり衝撃的で、惨い。そのようななか、2日後の20日に東方神起のライブが東京ドームで行われた。


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