秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選 (3/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選

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菊地武顕週刊朝日
小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

■吉原の遊郭で遊ぶ前に立ち寄った店 桜なべ 中江(東京)

 吉原大門交差点のすぐそばに立つ桜肉(馬肉)の専門店。「昔、吉原に遊びに来たはいいが金がない人は、乗ってきた馬を売ったそうです。その肉を提供する『蹴とばし屋』と呼ばれる店が20~30軒ほどありました」と、4代目店主の中江白志さん。しかし今も営業を続けるのは、明治38(1905)年創業のここだけとなってしまった。

 関東大震災で倒壊後、大正13(1924)年に再建。紫檀や黒檀を用いて宮大工が造ったもので、柱1本でベンツが買えるとか。東日本大震災にもビクともしなかった。欄間に松竹梅の他に桜の花もあしらったり、谷文晁作と伝えられる馬の絵も飾られるなど「蹴とばし屋」の雰囲気が漂う。

 料理は、6種類もの肉が用意されている鍋以外にも、刺し身、燻製、煮込み、佃煮、串焼きなど馬肉を使ったメニューが豊富にそろっている。

東京都台東区日本堤1‐9‐2/営業時間:平日17:00~21:30L.O.、土日祝11:30~20:30L.O./定休日:月


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