秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選 (4/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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秋の3大欲を満たす! 日本の「文化財レストラン」4選

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菊地武顕週刊朝日
小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

小田原のだるま料理店。関東大震災後の大正15年に再建された(撮影/写真部・馬場岳人)

■四条大橋のたもとの目を引く洋館 レストラン 菊水(京都)

 もともとは瓦煎餅屋だったが、ハイカラ好きの店主が大正5(1916)年に洋食屋に商い替えした。

 当初は煎餅屋を改装して営業していたが、上海に赴き西洋建築を視察したうえで、大正15年に新築。アール・デコとスパニッシュ様式の双方を取り入れた5階建ての洋館は、京都っ子の度肝を抜いた。

 1階は喫茶・軽食のレストラン&パーラー、2階が本格的フレンチレストラン、3.4階は宴会場兼ダンスホールで、屋上は夏季にはビアガーデンに。

 4代目店主の奥村洋史さんは、ふぐ処理師の免許も持つ。「決まりごとにこだわらず、おいしいものを自由に提供したいと考えています」と、冬にはふぐメインのコースも出すようにした。創業から100年経っても、進取の精神にあふれる店である。

京都市東山区四条大橋東詰祇園/営業時間:10:00~21:30L.O./定休日:なし

(取材・文/本誌・菊地武顕)

週刊朝日  2017年11月24日号


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