山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
平日の夜や土日も開いているので、忙しくても美の追求をあきらめたくない人にぴったり。すでに美容セレブの間で話題だという。チャージクリニック六本木。東京都港区西麻布3-2-15 藤田萬年堂ビル6階。診療時間は平日15~23 時、土日12~18時(月、金、祝日は休診)。最終受付は、点滴はクローズ1時間前(来院)、各種注射はクローズ30分前(同)。現金の取り扱いはなく、支払いは、クレジットカードまたはSuicaやPASMOなど交通系ICカードで。
平日の夜や土日も開いているので、忙しくても美の追求をあきらめたくない人にぴったり。すでに美容セレブの間で話題だという。チャージクリニック六本木。東京都港区西麻布3-2-15 藤田萬年堂ビル6階。診療時間は平日15~23 時、土日12~18時(月、金、祝日は休診)。最終受付は、点滴はクローズ1時間前(来院)、各種注射はクローズ30分前(同)。現金の取り扱いはなく、支払いは、クレジットカードまたはSuicaやPASMOなど交通系ICカードで。

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、芸能人やセレブが御用達の「チャージクリニック(R)」について。

【写真】プラセンタ注射だけでなく点滴も…

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「なんか、やってるでしょ?」と聞かれて、「なんにもしてないの」と澄まし顔で答える美女が芸能界には多いものである。

 しかし、番組などで一日の行動に密着させてもらうと、その厳しすぎる美容スケジュールに驚かされる。朝食はフルーツのみ。その後、ジムに行ったり、エステに行ったり。その間、ランチはスルーして、自宅で手作りした野菜スープをチビチビと飲んでいたのは藤田ニコル。バラエティー出演も多い彼女だが、楽屋に置かれている高カロリーの局弁は「マネージャーさんに隠してもらっている」と言っていた。

 でも、それらは「なんか、やってる」ことには入らないようで、ティーン雑誌を卒業し、さらに上のクラスのモデルを目指している彼女にとっては当たり前の日常であるようだ。

 そんなワケで、ちゃんと取材をしないと、なかなか教えてもらえない美容セレブのルーティーンの中に、すんなり入り込んできたのが『チャージクリニック(R)』だ。

 今年6月、六本木ヒルズから徒歩1分、『グランドハイアット東京』のはす向かいという(セレブにとって)好立地な場所に誕生したメンテナンス型クリニックが、早くもモデルたちの美容スケジュールに組み込まれているのである。

 いち早く、“体験来院”した様子をクリニックのホームページで取り上げられていたのは人気モデルで赤文字系雑誌の専属を経て、『CANMAKE』のイメージガールを務めていた藤井リナ。

 彼女の発信力や影響力もさることながら、「仕事帰りに高濃度ビタミンC点滴」や「プラセンタ注射」。「平日は23時まで」「ファーストクラス式、一人の時間をゆったり過ごせるスイス製の個室ソファ」「東京タワーの形状に縁どられたスタイリッシュな窓から六本木ヒルズを一望できる」といった、いかにも美容セレブらが食いつきそうな特徴を備えていることで、いっきに広まった格好だ。

 土日も夕方6時まで開いているので、休みの日の受診も可能。「にんにく注射やプラセンタ注射には興味があるけれど、痛いのはちょっと」という人も、「痛みの最小化に注力した独自処方」と聞けば、行く気になると思う。

 モデルや芸能人が多く出入りしているのは確かだが、開設したのは医療法人千杏会理事長で医学博士の白水功氏ということで、社交的な夫妻の知人である大人セレブも通い詰めているとか。

週刊朝日 2017年11月3日号

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山田美保子

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山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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