一方、前川喜平前文科事務次官が加計問題の「司令塔」として名指ししてきた和泉洋人首相補佐官が、参考人としてついに出席。前川氏との“直接対決”が実現した。

 前川氏が「16年9月9日に和泉洋人首相補佐官から『総理は自分の口からは言えないから、代わって私が言うんだ』というお話がありました」と証言したのに対し、和泉洋人首相補佐官は、「こんな極端な話をすれば記憶に残っております。そういった記憶がまったく残っておりません。したがって、言っておりません。言っておりません」と、激しい口調で反論。議論は平行線をたどった。

 やはり、嘘の証言をした場合、偽証罪が問われる証人喚問で白黒つけるしかないだろう。(今西憲之、本誌・小泉耕平)

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