鈴木おさむ「おとう飯」に「ダジャレを使う手法は危険と隣り合わせ」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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鈴木おさむ「おとう飯」に「ダジャレを使う手法は危険と隣り合わせ」

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

鈴木おさむ/放送作家。1972年生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳で放送作家デビュー。多数の人気バラエティーの構成を手掛けるほか、映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍

 放送作家・鈴木おさむ氏の『週刊朝日』連載、『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は「イクメン」をテーマに送る。

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 先日、NHKのニュースを見ていてビックリした。内閣府が「おとう飯(はん)キャンペーン」なるものを始めると言っていたのだ。そこで男性アナウンサーの口から「イクメン」という言葉が数度繰り返され、そして「お父さん」と「ご飯」をひっかけた「おとう飯」という言葉を超マジメに言っていて爆笑した。ようは、お父さんももっと家事に参加しようということ。そのために内閣府がここぞとばかりに考え出したのが「おとう飯」。料理なんかできないと思わずに、手間をかけず、見た目が悪くとも気にせず、お母さんの代わりにもっとご飯を作ろうじゃないかということだろう。

 僕が1年育休を取らせてもらったときに、メインでやっていたのが料理。育児で追い込まれる母親は、自分のご飯が後回しになる。海苔や納豆、ふりかけとご飯で済ます人が周りには多かった。だから僕は妻と自分のご飯を毎日作った。僕は学生時代居酒屋の厨房で働いていたので、料理に対しての勘が悪くないし嫌いじゃない。だから楽しかった。僕という人間に合っていたのがご飯を作ることで、結果妻もそれを望んでくれた。これ、需要と供給が合ってるから良かったが、例えば妻がご飯を作られることを望まなければ、僕がそれをやったとしても夫婦間のストレスになるだけ。奥さん一人ひとり、旦那さんにやってほしいことが違う気がします。もしかしたら洗濯かもしれないし、掃除かもしれない。うちの妻はめちゃくちゃ奇麗好き。だから、僕が料理を作ることには感謝してくれたが、後片付けを僕がやると妻の納得するものにならない。二度手間だと怒られる。だから僕は料理を作るけど、後片付けはやらないというスタンスに落ち着いた。これは妻と話し合った中で役割が作れたからだと思う。大事なのはその夫婦ごとに話し合って、もし旦那さんが家事に参加するなら何をしてほしいか?という会議をすることじゃないか? これをやっていかないと結果無駄になる気がする。


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