津田大介「違法動画への『リンク』は著作権侵害か?」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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津田大介「違法動画への『リンク』は著作権侵害か?」

連載「ウェブの見方 紙の味方」

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ネット上に氾濫する違法動画にユーザーはどう対処すべきなのか (※写真はイメージ)

ネット上に氾濫する違法動画にユーザーはどう対処すべきなのか (※写真はイメージ)

 ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏は、違法動画への「リンク」について言及する。

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 大胆なリメイクで話題を集め、興行収入70億円を突破した「シン・ゴジラ」。その「シン・ゴジラ」を上回るハイペースで大ヒットしているアニメ映画が、新海誠監督の「君の名は。」だ。

 興行収入は既に111億円を超え、200億円超えも見えてきた同作品。その製作委員会がツイッター上で行っているネット上の著作権侵害対策が大きな話題を集めている。ツイッター上で「映画『君の名は。』製作委員会著作権担当」という専用アカウントを立ち上げ、ネット上の動画サイトに違法アップロードされた同作品が視聴できるURL(リンク)をツイートしているツイッターユーザーに対し、著作権侵害である旨の注意喚起と、当該ツイートの削除を求めるコメントを、返信の形でツイートしているのだ。

 まだ公開中でDVD化もされていない作品が無料で視聴できるネットに流出することは、製作委員会にとっては大きな痛手だ。ネット上に公開中の映画が流出することは、ファイル共有ソフトや動画投稿サイトが普及してきた十数年前から映画業界が抱える大きな悩みだった。

 違法アップロードに対して映画業界も手をこまねいていたわけではない。ハリウッド各社は、政治家に働きかけたり、違法アップロードされた映画のリンクを集めた情報サイトに対して訴訟を起こしたりするなど、対策は施しているが、あるサイトが潰れても別のサイトが新たに立ち上がり、いたちごっこ状態が続いている。


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