67歳が「乃木坂46」ライブ初体験! 「パパ、キモイ」と言われるも… (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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67歳が「乃木坂46」ライブ初体験! 「パパ、キモイ」と言われるも…

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 シニアの皆さん、最近胸をときめかせることありますか。若者と交流していますか。この命題を一挙に解決できるイベントがあります。そう、アイドルのライブを見に行くこと。40歳、50歳の年の差なんて、愛があれば乗り越えられる。67歳ライターも「乃木坂」デビューしました。

 神宮球場、8月30日午後4時。

 67歳の私は胸の高鳴りを抑えられなかった。

 目の前にはアイドルグループ乃木坂46のグッズが並ぶ。あと2時間でライブが始まる。そして私が観客デビューするのだ。

 やきもきさせられた台風が一山越えた会場前は、グッズを求める若者たちが幾重もの列をなす。シニアの私は、ふつうだったら身の置き所がないはず。だが不審者扱いの視線を受けても負けないぞという決意に満ちていた。

 なぜなら初めてのアイドルライブ参加は、ファンの若者たちが背中を押してくれて踏み出せたからだ。

 乃木坂46の名前は知っていたが、かわいい少女たちという印象しかなかった。ある日家でボーッとテレビの音楽番組を見ていたとき、彼女たちの新曲「君の名は希望」が流れた。ピアノソロのイントロで始まった曲を聴いているうちに不意に涙ぐんでしまった。

 存在感がなく孤独な少年。転がってきたボールを無視したが、拾うまで待っている少女がいた。その瞬間彼が否定していた世界が美しく輝き始めるという歌詞だった。

 若いときひとりですねていた時期があった。そんな私を理解し、日差しの中に引っ張り出してくれた友がいた。その思い出がこの歌に激しく共鳴した。

 その日から私の修行僧のような研鑽(けんさん)?が始まった。彼女たちのCDを聴き、DVDや出演番組を見て公式ホームページをチェックし、YouTubeを検索することが日課に。彼女たちとその曲の魅力にどんどんハマってしまった。乃木坂46の楽曲はシニアが昔聴いた青春歌謡やオールディーズのようなものがけっこうあるうえに、ピアノや弦を多用していて耳に心地いい。


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