真田丸の“ゴッドマザー”が「私も死にたくなかった(笑)」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

真田丸の“ゴッドマザー”が「私も死にたくなかった(笑)」

このエントリーをはてなブックマークに追加
俳優 草笛光子くさぶえ・みつこ 1933年、神奈川県生まれ。50年、松竹歌劇団(SKD)に入団し、在籍中に映画「純潔革命」(53年)でデビュー。54年、SKD退団。「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで芸術祭賞を3度受賞。99年紫綬褒章、2005年旭日小綬章受章。13年、紀伊國屋演劇賞個人賞、14年、菊田一夫演劇賞特別賞受賞。16年、大河ドラマ「真田丸」に出演。9月23日スタートの連続ドラマ「運命に、似た恋」(NHK、毎週金曜夜10時~)に出演予定(撮影/写真部・長谷川唯、スタイリング/清水けい子、ヘア&メイク/尚司芳和、衣装協力/BY MALENE BIRGER)

俳優 草笛光子
くさぶえ・みつこ 1933年、神奈川県生まれ。50年、松竹歌劇団(SKD)に入団し、在籍中に映画「純潔革命」(53年)でデビュー。54年、SKD退団。「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで芸術祭賞を3度受賞。99年紫綬褒章、2005年旭日小綬章受章。13年、紀伊國屋演劇賞個人賞、14年、菊田一夫演劇賞特別賞受賞。16年、大河ドラマ「真田丸」に出演。9月23日スタートの連続ドラマ「運命に、似た恋」(NHK、毎週金曜夜10時~)に出演予定(撮影/写真部・長谷川唯、スタイリング/清水けい子、ヘア&メイク/尚司芳和、衣装協力/BY MALENE BIRGER)

 優雅で気品があり、キリッとした美しさを持つ草笛光子さん。82歳と伺って、マリコさんもびっくりです。大河ドラマ「真田丸」では真田家をまとめる「ゴッドマザー」として大人気。作家の林真理子さんがドラマの裏話を聞きました。

*  *  *
林:おとりさま(「真田丸」信繁の祖母)が亡くなったときは、すごい反響だったんじゃないですか。

草笛:そうですね。ツイッターっていうの? 友達から教えてもらって見たら、すごい数が書いてありました。

林:戦国の世で、あんなふうに子どもや孫に囲まれて幸せに死んでいく人って、いなかったんじゃないですかね。

草笛:でしょうね。私、戦国に生きてないからわからないけど(笑)。

林:これから関ケ原の戦いに向けて、仲のいい一家が分裂していくわけですよね。彼らはこの先、おとりさまがいた時代を懐かしく思い出すんじゃないですかね。

草笛:三谷(幸喜)さんが最後に私に言わせてるセリフ。「たとえ離れ離れになっても真田は一つ。心さえつながっておればな」。

林:それがこのドラマのテーマでもあるんですよね。

草笛:テーマを言わせていただけるって、すごくうれしかった。役者っていいセリフをいただくとうれしいものです。最初にホン(台本)をいただいたとき、「囮(おとり)になっていくおとり」って書いてあって、“おとり”という名前ですので、私、プッと噴いちゃったんです。三谷さん、始まる前にメールをくださるんですが、「重石ですから」「でも明るくてみんなに愛されるおばあさんです」とかいろいろありまして、それを全部集めるとわからなくなって、アタフタしながらやったんです。だんだんわかってきましたけど。

林:おとりさま、肝っ玉が据わってますよね。第2話で、一家が岩櫃城にたどり着くために、農民に変装するじゃないですか。顔に泥をつけるとき、高畑淳子さん演じる薫さまは「そんなまねができますか」という感じなのに、おとりさまは「やるしかない」という感じで。


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい