ラミレス積極策で若手活躍 東尾修が今季のDeNAを絶賛 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ラミレス積極策で若手活躍 東尾修が今季のDeNAを絶賛

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
東尾修さん、DeNAに注目する理由は?(※イメージ)

東尾修さん、DeNAに注目する理由は?(※イメージ)

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、今年の交流戦は昨年大失速したDeNAに注目しているという。

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 プロ野球は交流戦に突入した。今年で12年目を迎える交流戦だが、過去パ・リーグ球団が9度も1位となっている。リーグ間の勝敗で見ても、昨年はパが61勝44敗3分けと大きく勝ち越した。セ・パの実力の違いが多方面から指摘されたが、今年はセの巻き返しを期待したいよね。

 中でも、昨年の交流戦で3勝14敗1分けと大失速したDeNAには注目している。昨年は当時の中畑清監督が「ジェットコースターみたい」と評した通り、大型連勝も大型連敗もあった。球宴前の前半戦を首位で折り返しながら、最終的にリーグ最下位に終わった。だが、今年は少々違った期待を抱かせてくれている。理由は投手陣の充実だ。

 ドラフト1位ルーキーの左腕、今永昇太の好投に加え、2年目の左腕、石田健大も5月に4戦4勝で防御率0.33。右投手もG・モスコーソ、井納翔一らが安定し、先発陣が6枚キッチリいる。6連戦が続く交流戦でも、質の高い先発ローテーションを維持できる。誰かがアクシデントに見舞われても、実績のあるベテラン選手がいる。2軍に久保康友、さらに42歳で投手コーチ兼任の三浦大輔も控える。大型連敗に陥る可能性は格段に低いとみていいだろう。

 とくに今永については、キャンプ中から投球フォームと直球を見て、素晴らしいと思っていた。体の使い方が柔らかく、腕もしなって出てくる。一番感心するのは、投球フォームに力みがまったくないことだ。リリースの瞬間だけ力が入る形だから、ロスが少ない。新戦力の先発投手は開幕から飛ばし、6月に疲労をため込んでしまうが、今永のフォームなら、疲労度は深刻にはならないはずだ。空振りを取れる速球の質は、ソフトバンクの和田毅の速球に似ている。


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