「どんな時でも常にガチ」? 黒柳徹子が芸人を追い詰める理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「どんな時でも常にガチ」? 黒柳徹子が芸人を追い詰める理由

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週刊朝日#ドラマ

(c)カトリーヌあやこ

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 漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、「トットてれび」(NHK総合 土曜20:15~)を見ると、黒柳徹子さんの本質がわかるという。

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 毎日が生放送だったテレビ草創期。そんなテレビと共に、時代を生き抜いてきた黒柳徹子物語なんである。徹子を演じるのは、満島ひかり。「ど根性ガエル」のピョン吉の声から徹子まで、この世のものでない(超越した)ものを演じるのは、おまかせだ。

 毎回、往年のスターが次々に登場し(錦戸亮の坂本九、「我が家」坪倉の植木等はびっくりするほど似てない。吉田鋼太郎の森繁久彌はスケベ感がしっくり)、クライマックスは当時の流行歌を出演者が歌い踊る。

「テレビってこんなに楽しかったんだよ」という、ノスタルジックなお祭り感。若き日の徹子役・満島は「あらあらあら」と、軽やかにテレビの現場を浮遊する。

 そして本物の徹子は、「百歳の徹子さん」役で登場。82歳の徹子を、なぜ18歳老けさせるのか。駄菓子屋の店先で、この「トットてれび」に見入る徹子。ニコリともしないのは演出だろうけど、そのたたずまいにみなぎる底知れなさ。なんせ、満島徹子の不思議ちゃんっぷりは演技だけど、リアル徹子は、素で徹子なんだから。漫画で言えば、満島徹子は、「ドラえもん」の藤子・F・不二雄先生の絵柄、リアル徹子は「笑ゥせぇるすまん」の藤子不二雄A先生の絵柄という感じ。


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