捜査員も驚いた 老人ホーム転落事件容疑者逮捕までの展開 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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捜査員も驚いた 老人ホーム転落事件容疑者逮捕までの展開

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就職からわずか半年後に…(※イメージ)

就職からわずか半年後に…(※イメージ)

 2014年11月から12月、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で高齢者3人が相次いで転落死した事件。このうち男性1人を殺害した容疑で2月15日に神奈川県警に逮捕されたのは、元職員の今井隼人容疑者(23)だった。残り2人についても殺害を認める供述をしている。「『おみとり』をやりたかった」と就職理由を語っていた青年は、なぜ“死の天使”と化したのか……。

 捜査関係者がこう語る。

「3人が死亡したのはどれも今井容疑者が当直の日。県警は昨年5月に今井容疑者を窃盗で逮捕、起訴したときから『やっぱりおかしい』と目をつけ、7月から内偵捜査に動き出していた。9月に3人の転落死が報道された後、一度本人を呼んだが否認された」

 今井容疑者はこの時期、報道陣の取材にも応じたが、被害者について「自分の家族のようにケアをさせていただいた」「私が直接的に何かするということは誓って何もない」と、事件への関与を否定していた。

 だが、これで疑惑を逃れられるはずもなかった。県警は今年1月に任意の事情聴取を再開。今井容疑者は2月13日までは容疑を否認していたが、14日に捜査員が電話すると「気持ちを整理したい、休みたい」と話した。この間、今井容疑者は同居する母親に「俺がやったんだ」と打ち明けたという。

「母親は『あんた何言ってるの!』などと取り乱したそうですが、本人は気持ちに区切りがついた。15日の聴取の際、『本当のことを話さないといけないと思った』と、犯行を認めた。この展開には、担当した捜査員も驚いたそうです」(前出の捜査関係者)

 今井容疑者の家は祖父の代から横浜市内で小さな電器店を営んでいた。近所に住む主婦がこう話す。


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