表参道の赤い柱 オリエンタルバザー (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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表参道の赤い柱 オリエンタルバザー

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太田サトル週刊朝日
薄暮の表参道にうかぶ独特の店構え(撮影/写真部・長谷川唯)

薄暮の表参道にうかぶ独特の店構え(撮影/写真部・長谷川唯)

 グッチ、ディオール……ハイブランドのショップが並ぶ表参道に、赤い柱がよく目立つ、神社かお寺のような構えの一軒の店がある。

「オリエンタルバザー」。和雑貨や家具、着物や工芸品など、店内じゅうに「NIPPON」があふれかえっている。外国人に人気の日本土産店である。

【店内などの様子はこちらから】

 東京・日本橋で創業したのは大正5年。表参道には昭和26年に移転した。当時の原宿は、米軍将校の居住施設「ワシントンハイツ」(現代々木公園)の住人が多く歩く街だった。オリエンタルバザー2代目の社長、笹川喜平さん(72)が言う。

「かつてワシントンハイツに住んでいたというお客さんが来られて、原宿はずいぶん変わったけど、ここは変わらなくて安心したと言われたこともあります」

 表参道への出店に合わせ、店構えを独特の東洋的なイメージにした。

「外国のお客さんが、タクシーなんかで“ハラジュクのテンプルスタイル”と言ったらすぐわかるようにという意味もありました」

 ジョン・レノンやジョン・ウェインらが来店したことも当時話題になった。現在はお客の約8割が欧米人、一番人気はシルクや綿製の、カジュアルに着られるタイプの着物だという。


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