噂される「衆参ダブル選挙」 決定機となる前哨戦とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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噂される「衆参ダブル選挙」 決定機となる前哨戦とは?

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どうなる「衆参ダブル選挙」?!(※イメージ)

どうなる「衆参ダブル選挙」?!(※イメージ)

 第2次安倍政権が4年目となる2016年、今年最大の政治課題は夏の参院選だ。結果次第では、憲法改正の実現に道筋をつけられるとあって各党準備に追われている。

 野党間の候補者調整の機運はかつてないほど高まっている。だが、歩みは遅い。ある市民団体の幹部は、いら立ちを隠さない。

「早くまとめてくれないと、選挙戦に影響が出る」

 調整が進まない要因の一つに、民主の煮え切らない態度がある。岡田克也民主党代表は野党統一候補の擁立に積極的だが、共産との協力には「基本政策が違う」(岡田代表)と、二の足を踏んでいる。

 背景には、民主や維新の保守系議員から「共産と組むと保守票が逃げる」との反発があるからだという。だが、各選挙区の事情を探ると、野党第1党としての民主の思惑も透けて見える。

「市民側が無所属での出馬を依頼した候補者に、民主党は選挙資金を出す代わりに民主から出馬するよう求めたり、無所属で出馬しても、当選後は国会内の会派では民主系に所属するよう要求したりしている。共産がそれに不信感を抱いている」(市民団体関係者)

 それでも、共産党の志位和夫委員長は、表向きは粘り強く野党統一候補を実現するつもりだと繰り返す。通常国会が召集された1月4日には、「天皇陛下の出席は憲法違反」と批判して長らく欠席していた開会式に党として初めて出席し、変化をアピールした。

 注目を集めたのは、4日に開かれた共産の「党旗びらき」だ。この日にあいさつをした志位委員長は、熊本選挙区で50の市民団体と共産を含む県内野党が一致して統一候補を擁立したことを念頭に、

「熊本のような筋の通った野党共闘を広げていくために力をつくす」

 と語った。ある共産関係者は、こう解説した。


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