信用「ガタ落ち」旭化成株 どこまで下がるか… (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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信用「ガタ落ち」旭化成株 どこまで下がるか…

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涙をふく浅野敏雄・旭化成社長 (c)朝日新聞社 

涙をふく浅野敏雄・旭化成社長 (c)朝日新聞社 

 茨城県で鬼怒川の堤防が決壊した際、濁流に流されずに残った白い家が何度もテレビに映された。あの家が旭化成のヘーベルハウスだと報じられたとき、社員一同、大いに喜んだだろう。社のブランドイメージもぐっと上がったはずだ。それから1カ月。天国から地獄とはこのことか──。

「旭化成の製品を愛用していただいている皆様に誠に申し訳ない」

 旭化成の浅野敏雄社長は10月20日、約200人の報道陣を前にかすれた声で絞り出すように言った。ハンカチで涙をぬぐうと、カメラマンたちが一斉にフラッシュをたいた。

 同社の関係者が言う。

「浅野社長は医薬品部門の出身で、本当に人のいい、いわば『薬屋のおやじ』です。それは社内でも知られています。涙は心から出たものだと思います」

 三井住友建設が施工した横浜のマンションが傾斜していた問題で、旭化成は14日、子会社の旭化成建材が杭工事をしていたことを発表。この日917.7円だった株価は、翌日に792.7円に急落し、今も700円台で低迷している(23日現在)。

 今回の株価の動きについて、市場関係者は言う。

「不祥事があった場合、これぐらいは下がるでしょうね。コーポレートガバナンスやCSRを基準に投資先を選ぶファンドは、こういうニュースが出たら機械的に売りますから」


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