医学部は「地域枠入試」が狙い目? 37年ぶり医学部新設のあの大学も (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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医学部は「地域枠入試」が狙い目? 37年ぶり医学部新設のあの大学も

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 さらに、同大の推薦入試の募集人員35人は全員、北海道出身者を対象とした地域枠である。

「推薦やAO入試の地域枠は、一般入試よりも入りやすいため、地元出身者は狙い目です」(石原センター長)

 もともとは地元出身者のための地域枠だったが、現在は全国から出願できるものも増えている。地元ではないが「卒業後の決められた期間、ここで地域医療に従事したい」と思う都道府県が地域枠を実施していれば、チャレンジできるのだ。

「地域枠」のもう一つの魅力が、卒業後一定期間、指定された医療機関に勤務すれば奨学金の返済が免除となることが多いという点だ。

 09年に順天堂大で始まった「東京都地域枠入学試験」の募集人員は、現在、順天堂大10人、杏林大10人、東京慈恵会医科大5人にまで広がっている。

 出願資格は都内在住か、都内の高校などを卒業・卒業見込みのいずれかの要件を満たしている者。卒業後、東京都が指定する医療機関で小児医療、周産期医療、救急医療、へき地医療のいずれかの分野で医師として、奨学金貸与期間の1・5倍以上従事すれば、6年間の授業料と、生活費720万円の返還が免除されるため、受験生の人気も高い。

 この東京都地域枠で入学した場合、地域医療に関する研修や指定医療機関の見学などに参加する。

「1年次のへき地医療研修では、島の診療所を見学して『思ったよりも設備がそろっているんだ……』と驚く人が多いですね。研修のあと、『やりがいがあって、へき地医療もいいかも』と感想を漏らす学生さんもいます。大学時代に4診療領域の理解を深め、働きたい領域を選んでもらいます」(東京都福祉保健局医療人材課の中島秋津課長)

 一方で、注意も必要だ。


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