セグウェイ 法改正も“自由に走り回る”にはまだ遠い (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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セグウェイ 法改正も“自由に走り回る”にはまだ遠い

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セグウェイを体験する本紙記者(撮影/村上宗一郎)

セグウェイを体験する本紙記者(撮影/村上宗一郎)

ハンドル部分のコントローラーは取り外し可能(撮影/村上宗一郎)

ハンドル部分のコントローラーは取り外し可能(撮影/村上宗一郎)

 国土交通省は、この7月からセグウェイを含む搭乗型移動支援ロボットを公道で走れるようにすると、4月に発表した。とはいえ、道路交通法を所管する警察庁と足並みがそろわず、詳細は謎に包まれたままだ。

 セグウェイは立ったままハンドルを握り、移動したい方向に体を傾けると進む乗り物。01年にアメリカで発売されてから現在まで、全世界で約10万台以上が販売されている。アメリカでは50州のうち45州、ヨーロッパではイギリス以外の国でセグウェイが公道を自由に走ることができる。

 一方、日本ではセグウェイの販売実績は3千台程度にとどまる。公道で走行が認められている“特区”は、茨城県つくば市や東京都大田区、愛知県豊田市だけ。それも、走行前は事前に地方自治体に申請して許可が必要だ。企業がPRイベントなどで決められた公道で利用してきた。

 今回の改正でセグウェイが全国の街を自由に走り回る――。そんな近未来が訪れるのか。

 警察庁広報室に改めて尋ねてみると、

「つくば市などと同じ基準のもと、全国の公道を走れるようになる見通しです」

 と回答が返ってきた。

 つくば市などで公道を走るために定めている基準は、「16歳以上で普通自動車免許か普通自動二輪免許を所持」「車体の長さはおおむね150cm、幅はおおむね70cmを超えない」「最高速度10km/時以下」など。

 この基準さえ守れば自由に走れるのか。だが、コトはそんなに簡単ではないようだ。これまでの特区と同じように、地方自治体の同意と警察の道路使用許可が必要になる。さらには、時間や場所などの制限も検討されているという。また、インストラクターによる事前の講習や保安要員を同行させることも義務づけられる。


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