
漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏は、野島伸司脚本監修のドラマ「アルジャーノンに花束を」に注目する。
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一番衝撃だったのは、主人公の父親役・いしだ壱成が風に吹かれる柳のような(髪の毛のことじゃないですよ)ヒョロヒョロのおじいちゃんになっていたこと。いしだ壱成といえば「未成年」など、ある時期野島ドラマの申し子だったのに、時の流れは恐ろしいね、アルジャーノン。
さて、このドラマの主人公・咲人役は山Pこと山下智久。実験マウス・アルジャーノンと同じ脳手術を受け、6歳並みと言われていた知能が飛躍的に向上する。
これがもうハンパない向上っぷりなんですよ。あっちゅー間に英語ペラペラ、学会で自分の症例を発表したと思えば、喧嘩の際は相手を一発でKOする拳闘技術もゲット。
さらにストーリーに関係なく、いきなり研究室で着替え始め、いつ鍛えてたんだ?ていうムキムキの肉体美を視聴者にサービスすることも忘れない。