動物写真家の岩合光昭さんの世界のを訪ねる旅をお送りする。今回は、クロアチア・ドブロブニクの猫。

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 寄り添い、日向ぼっこをする犬猫コンビ。趣味の合致は、種をも超える……!?

 クロアチア最南端の街ドブロブニクは、13世紀以降、地中海交易の拠点として栄えた。1979年、世界遺産に登録された旧市街には「アドリア海の真珠」と言われるほど美しい町並みが残る。

 コンビのお気に入りの場所は、ご主人が所有するロシアの自動車メーカーの車「ラーダ」。既に廃車のそれは、2匹の指定席となっている。今や、ご主人よりも車に乗ることが多いとかで……。

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週刊朝日 2015年5月8-15日号

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岩合光昭

岩合光昭

岩合光昭(いわごう・みつあき)/1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」のBlu-rayとDVDが発売中。

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