天皇、皇后両陛下 70年前の戦跡残るパラオへ「慰霊の旅」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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天皇、皇后両陛下 70年前の戦跡残るパラオへ「慰霊の旅」

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週刊朝日#皇室
米軍が上陸したペリリュー島のオレンジビーチに黙とうする両陛下。激戦で、浜は血の色(オレンジ)に染まったという(撮影/写真部・東川哲也)

米軍が上陸したペリリュー島のオレンジビーチに黙とうする両陛下。激戦で、浜は血の色(オレンジ)に染まったという(撮影/写真部・東川哲也)

 灼熱の地パラオで命尽きた約1万6千人の日本兵の魂は、このときを70年間待ち焦がれたのだろうか。

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 4月9日、両陛下はパラオ・ペリリュー島南端の「西太平洋戦没者の碑」を訪れ、祈りを捧げた。続けて、両陛下はアンガウル島の方向に歩を進める。

「あそこね」。海に浮かぶもうひとつの激戦地を見つめながら、陛下が美智子さまに声をかける。静かに顔を見合わせ、島へ頭を垂れた。

 ペリリュー戦から生還した元海軍上等兵の土田喜代一(きよかず)さん(95)は、両陛下との懇談に臨んだ。想いがこみ上げたのか。言葉が出ない。それでも、両陛下を見送る場面では、すっくと立ち上がった。万歳をするように、杖を握った両手を高く、高くかかげた。

週刊朝日  2015年4月24日号より抜粋


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