香りとうまみを逃さず抽出 洗うのが簡単なコーヒーメーカー日本茶や紅茶のように、コーヒーを簡単かつおいしく淹れられるのがフレンチプレス式で、お気に入りの豆の粉と湯量のベストバランスも見つけやすい。0.35Lは2人分か大きめのマグカップで1人分。香りと風味が際立ったスペシャルティコーヒーを淹れると、この抽出法の優秀さがよくわかる(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)
香りとうまみを逃さず抽出 洗うのが簡単なコーヒーメーカー
日本茶や紅茶のように、コーヒーを簡単かつおいしく淹れられるのがフレンチプレス式で、お気に入りの豆の粉と湯量のベストバランスも見つけやすい。0.35Lは2人分か大きめのマグカップで1人分。香りと風味が際立ったスペシャルティコーヒーを淹れると、この抽出法の優秀さがよくわかる(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)
コーヒータイムを彩る北欧らしい4色(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)
コーヒータイムを彩る北欧らしい4色(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)
マドラーで軽く混ぜるのがおいしく淹れるコツ(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)
マドラーで軽く混ぜるのがおいしく淹れるコツ(撮影/外山亮一・スタジオ・テンフォー)

 週刊朝日で好評連載中の「美意識ある生活」。生活品評論家の東海左由留(とうかい・さゆる)さんが厳選したひと品を紹介している。東海さんは日本とヨーロッパで「生活をより豊かに」をテーマに様々なアイテムやサービス、ライフスタイルを取材。自腹で購入し、時間をかけて使用感を検証している。

【美意識ある生活 他の逸品はこちら】

 今回は、ボダムのコーヒーメーカーを紹介する。

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■道具の見直しで、よりおいしいコーヒーを簡単に

「プラス思考の生活リストラで、これからの人生をより豊かに」が、本連載のテーマ。だから日常の不便は道具の見直しから始める。それも、以前の道具よりメリットが大きいものを選ぶのが、人生の折り返し地点を過ぎた人の知恵というものだ。

 たとえば、2人暮らしのわが家は電気式コーヒーメーカーをやめた。場所を取るのと、その都度淹れたほうが断然おいしいからだ。新しい道具に変えるメリットを最大化するには、よりおいしい抽出法のコーヒーメーカーを選びたい。調べると香りやうまみの素はコーヒー豆の油分にあるとわかり、油分を吸い取るペーパーフィルターを使わないボダムのフレンチプレス式コーヒーメーカーをチョイス。毎度、こんなふうにプラス思考の生活リストラを進めている。

 メリットは思った以上に大きい。コーヒーがよりおいしくなったうえに、ペーパーフィルターのコストとゴミが減り、洗うのが簡単で清潔を保てるからだ。

<今日の逸品>
bodum(ボダム)  BEAN フレンチプレスコーヒーメーカー(全4色)
0.35L 4000円
1.0L 5000円
(すべて税別)
問い合わせ先:ボダムジャパン

※ボダムのBEAN フレンチプレスコーヒーメーカーを購入する

週刊朝日 2015年4月24日号