「花子とアン」中園ミホが脚本家になるきっかけは「二度とつきまとうな」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「花子とアン」中園ミホが脚本家になるきっかけは「二度とつきまとうな」

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中園ミホ(55)なかぞの・みほ/1959年生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告会社勤務、コピーライター、占師を経て、88年、テレビドラマ「ニュータウン仮分署」で脚本家としてデビュー。2007年の「ハケンの品格」で放送文化基金賞と橋田賞、13年、「はつ恋」「Doctor-X 外科医・大門未知子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞。14年、NHK連続テレビ小説「花子とアン」を執筆し、話題となる(撮影/写真部・植田真紗美)

中園ミホ(55)
なかぞの・みほ/1959年生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告会社勤務、コピーライター、占師を経て、88年、テレビドラマ「ニュータウン仮分署」で脚本家としてデビュー。2007年の「ハケンの品格」で放送文化基金賞と橋田賞、13年、「はつ恋」「Doctor-X 外科医・大門未知子」で向田邦子賞と橋田賞を受賞。14年、NHK連続テレビ小説「花子とアン」を執筆し、話題となる(撮影/写真部・植田真紗美)

『週刊朝日』の長友佐波子編集長が今を輝く女性にインタビューする「フロントランナー女子会」。番外編の今回は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」を執筆した脚本家の中園ミホさんです。

*  *  * 
長友:脚本家になりたいと思ったのは、いつから?

中園:20代半ばで大失恋をしたんです。「二度とつきまとうな」と言われたんだけど、その相手が脚本家で、脚本家になったらまた会えるのかなぁと思って勉強するうちに、2年後には脚本家になってました(笑)。

長友:きっかけも、さすが恋愛ドラマの女王ですね。結局、会えました?

中園:会えました。すごいドン引きされたけど(笑)。

長友:やっぱり恋愛物を書くのがお好きですか?

中園:好きです。恋愛物は幾つになっても書きたいし、働く女の人たちや、子供を育てている女の人たちを応援するようなものも書き続けていきたいですね。

長友:最近だと高視聴率で話題だった「Doctor-X 外科医・大門未知子」もそうですね。

中園:私のドラマは働く女の人たちが拍手してくれることが多いんだけど、でもあれは、中間管理職のおじさんが応援してくれたんですよ。狙ってないところまで球が飛んでいって、20%台という視聴率が出てビックリでした。大門未知子が雑用とか接待とか上司のゴルフの送り迎えを「いたしません、いたしません」って断るのを見ておじさんたちはスッキリしている。普段、よっぽど組織の中で言いたいことが言えないんだなぁと思って、彼らと一杯やりたくなりました(笑)。

長友:「花子とアン」も高視聴率ですが、支持される秘訣はどうお考えですか?

中園:おかげさまでありがたいですよね。でも、私はコケてるドラマのほうがはるかに多いし、決してヒットメーカーではないんですよ。「花子」は正直言って「あまちゃん」「ごちそうさん」の流れの上に乗っての視聴率。そのおかげで思いきり冒険もさせてもらえたし、自分でもちょっと反省する週とかもあるんだけど(笑)、視聴者の方がついてきてくださるのは、朝ドラへの信頼感や期待感が強いからだと思いますね。それは本当にすごいなと。もちろん、視聴率がいいと続編も作れるから嬉しいんですけど。

長友:じゃあ、嘉納伝助のスピンオフドラマも見られるかもしれない!? 勝手に期待しておきます。「Doctor-X」は10月から続編が始まるそうですが。

中園:そうです。でも全部は無理だから、後半のほうだけ書きます。 

長友:一息つく間もないですね。そういえば、シングルマザーとして育てた息子さん、大きくなりました? 一緒にお酒を飲んだりは?


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