上戸彩「不倫ドラマ」の見どころは? 評論家が解説 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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上戸彩「不倫ドラマ」の見どころは? 評論家が解説

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週刊朝日#ドラマ

 ドラマ評論家の成馬零一氏は、現在放送中の上戸彩主演ドラマについて解説する。

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 夏は心も身体も開放的になるといいますが、夏のドラマもまた、欲望を刺激する色っぽい作品が目立ちます。

 中でも見ているだけで人肌恋しくなってくるのが、フジテレビ系木曜夜10時に放送中の『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』。本作は上戸彩にとって初の不倫モノです。

 脚本は高い構成力とハードな物語に定評のある井上由美子、チーフ演出は『ガリレオ』の劇場映画『容疑者Xの献身』や『真夏の方程式』の監督として高い評価を受けた西谷弘。硬質なドラマを追求してきた2人が組んだこともあり、骨太な大人のドラマに仕上がっています。

 物語は主婦の笹本紗和(上戸彩)がベランダから火事で燃えている一軒家を見下ろす場面からはじまります。猛々しいサイレン音を鳴らしながら駆け抜けていく消防車のカットの後、紗和が舐めていたアイスバーが溶けてボタッと足に落ちます。

 一見なんてことのないカットですが、今後の物語を暗示するシーンです。翌日、紗和は同じ主婦の滝川利佳子(吉瀬美智子)と出会います。上戸彩のイメージがそのまま投影されたような、明るく清純でしっかり者の紗和と、退屈を紛らすように出会い系サイトで次から次に男と不倫する利佳子。2人の女性を中心にドラマは回っていきます……。 


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