二階堂ふみ「浅野忠信と濃密な関係が作れた」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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二階堂ふみ「浅野忠信と濃密な関係が作れた」

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週刊朝日

 7年前、発売時に読んだ桜庭一樹さんの小説『私の男』を二階堂ふみは、映像化できると思わなかったという。ところが、一緒に仕事がしたいと願い続けた熊切和嘉監督で映画化の話がきた。父と娘の禁断の愛が描かれ、18歳になるのを待って演じた“運命の役”だった。

「撮影まで1年程あったので、ずっとこの作品が自分の中にあって、心の支えにしながら生きていた感じでした。熊切監督の現場にまず行けるということが、喜びでした」

 紋別の流氷に入るシーンさえも「気持ちよかった」と恍惚とする。「一人の映画人でいられることに嬉しさがありました。監督と通じ合い、浅野(忠信)さんとも役のように濃密な関係を作れたので」

 スクリーンでは貫録さえ漂うが、自分の話になるとあどけない。

「チャリンコに乗ってそこら辺にいます。気づかれないですよ」

 春から大学生になった。専門分野を開拓する場所だから行きたかった。すべての経験が、自分の糧になる。そして、いとおしい映画の世界につながる。 
 
週刊朝日  2014年6月20日号


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