月給40万? 大阪・母子餓死事件の深まるナゾ (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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月給40万? 大阪・母子餓死事件の深まるナゾ

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 部屋には、こんな内容のメモが残されていたという。

「最後におなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」

 5月24日、大阪市北区のマンションの一室で、井上充代さん(28)と息子の瑠海(るい)ちゃん(3)が亡くなっているのが発見された。検視結果などによると、今年2月には死亡していたとみられる。部屋の中には食べ物がなく、食塩があるだけで、ガスなどが止められていたことから餓死の可能性もあるとみられている。同じマンションの住民は言う。

「普段から物音もなく静かでした。少し前からすごいハエと異臭。でも、まさか、人が死んでいるなんて」

 井上さんは広島県出身。5、6年前に結婚。その後、瑠海ちゃんを出産し、大阪府守口市で暮らしていた。近所の住民によれば、井上さんはレスリングの伊調馨選手に、夫はテニスの錦織圭選手に似ていて、「仲のよさそうな夫婦で、瑠海ちゃんをすごくかわいがっていた。夏はよく花火や水遊びをしていたよ」という。夫のDV(家庭内暴力)が原因で、井上さんが身を隠したという報道もあったが、この住民は、「けんかする声などまったく聞いたことがない」と、否定する。

 ただ、守口市に住んで1年ほどで夫の姿が急に見えなくなった。井上さんは瑠海ちゃんを託児所に預け、大阪・北新地の飲食店で働き始めた。その頃から金銭に困窮し、急激にやせ始めた。店の元同僚は、「だんなさんが四国のパチンコ店で事件を起こし、逮捕されたと聞いた。『収入がなく生活が苦しい』とつらそうにしていた」と話す。夫の姿が見えなくなったのはこの事件のせいと思われる。また前出の近所の住民はこう言う。


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