阪神元球団社長 「球界に巨人に抵抗してはいけないという思い込みがある」

週刊朝日
 シーズン開幕の直前に突然降ってわいた「巨人高額契約金問題」。12球団で、「契約金の最高標準額は出来高払いを含めて1億5千万円」と申し合わせたにもかかわらず、巨人が6選手に36億円の契約金を払っていた事実が明るみに出た。

 巨人軍の主張はこうだ。「最高標準額は上限ではない。球界のルールに反しておらず、税務申告をしている。社会的に非難されることではない」

 一方で、阪神の元球団社長、野崎勝義氏は、

「破ってもええなら、そんなもの(最高標準額)、いらないでしょう。球界が再編問題などで揺れていた04~07年にも疑惑めいた話が持ち上がったが、そのたびに『証拠があるのか』と意見が出て、話が終わった」

 と話し、こう続けた。

「V9時代の名残で、『巨人が強ければプロ野球界は栄える』という発想がある。他球団のオーナーも、放映権や入場者などのこともあって、巨人に頼りきってるところがある。他球団には、『巨人に抵抗するとろくなことがない』という思い込みがある。でも、本当は巨人が違反をしていたら、プロ野球界のために言うべきなんですがね」

※週刊朝日 2012年3月30日号

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