巨人「札束経営」の実態 選手Aの親族が語る 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人「札束経営」の実態 選手Aの親族が語る

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 さあ、ペナントレース!というときに、唐突に降ってわいた巨人の「カネ」問題。高橋由伸、内海哲也、阿部慎之助、二岡智宏、上原浩治、野間口貴彦の6選手の契約金総額が36億円だったと、「朝日新聞」が報じたのだ。昨年の「清武の乱」に続いて、球界の盟主に持ち上がった騒動には、どんな結末が待っているのか。

 名前が挙がった6人のうちの一人、選手Aは、熱心な誘いを受けた地元球団に入団する意思を固めていた。

 Aは周囲に、「地元でうれしい」と言っていたという。ところが、ドラフト会議の数カ月前に"異変"が起きた。

 Aの親族が本誌の取材にこう語る。「急に『巨人に行く』と言いだした。地元のチームの誘いを蹴るって、どういうことなんだ、と聞いたんだ」

 事情を聴くと、地元球団と巨人とでは、あまりに条件が違いすぎ、本人も、「プロ野球選手は将来、ケガをする心配もある。一生に一度のことだから、いい条件のほうに行きたい」と言っているという。

 その情報を聞きつけた地元球団の担当者は、あわててAの自宅にやってきて、「考え直してほしい」と、事前に示していた契約金額を最高標準額ギリギリまでに上積みした。しかし、巨人の提示額は「さらに上」。巨人の提示条件を聞いたその球団担当者は、「巨人ってすごいことするんですね。そこまでやられると悔しいって気持ちすら湧かない」と言って帰ったという。

「巨人の担当者は、『税金対策上、分割で受け取ったほうがいい』『家業も支援する』など、かゆいところに手が届く対応だったようだ」(Aの親族)

※週刊朝日 2012年3月30日号


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