2児の母にして弁護士、社長、つくば市議 東大卒・川久保皆実さんの原動力 (1/3) 〈東大新聞オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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2児の母にして弁護士、社長、つくば市議 東大卒・川久保皆実さんの原動力

森永志歩東大新聞オンライン
川久保皆実さん(弁護士、株式会社リージット代表取締役、つくば市議会議)

川久保皆実さん(弁護士、株式会社リージット代表取締役、つくば市議会議)

 弁護士・IT企業代表取締役・つくば市議会議員と多様な分野で活躍する、東大卒業生の川久保皆実さん。紆余曲折あった弁護士までの道のりや、自身の政策の一つである「子育て支援制度改善」にも関係する共働き家庭での家事育児について話を聞いた。(東大新聞オンラインから転載)

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■違和感に正直になって

——弁護士になった経緯を教えてください

 中学2年生の頃から法律家を目指していました。特に大学1年生の時に「法と社会と人権ゼミ(通称川人ゼミ)」に参加したことで、弁護士になって人権に関する仕事がしたいと思うように。しかし1回目の司法試験では不合格。法律の勉強への意欲を失ってしまい、約3カ月後にITベンチャー企業に就職しました。その数年後、社会人として生きていく中で何か武器になるものが欲しいと思い、もう一度弁護士を目指すことを決意。2回目の司法試験で合格し弁護士になりました。

——弁護士とは真逆に思えるITベンチャー企業に就職したのはなぜですか

 1回目の司法試験に落ちた後、しばらくは翌年の試験に向けて勉強していたのですが、1カ月ぐらいしてから何も手に付かなくなってしまいました。これからどうしようと1週間ほど家で悶々としていましたが、知人からのアドバイスで一人旅に出てみようと思い、勉強道具を全部置いて2週間石垣島に。今までの自分だったら2週間全く勉強しない状態に強い焦りを感じるはずでしたが、石垣島から戻った後も全く法律を勉強したいと思わず。そこで弁護士になるのは今ではないと思い、自分が本当に好きなことをやろうと、クリエーティブな側面のあるITベンチャー企業に就職しました。

——クリエーティブなことには以前から興味があったのですか

 法律家になると決めてから脇目も振らず頑張ってきましたが、大学時代に法律の勉強が好きだったわけではなく、このまま法律家の道を進んでいいのかずっと違和感を持っていました。そこで1回目の司法試験に落ちた後、自分が本当に好きなことを知るために、小さい頃からそれまでの間で好きだったことと嫌いだったことを紙に書き出してみることにしました。その結果、自分は図工などの物作りが好きだったことを思い出し、クリエーティブな方向に進もうと決めました。小規模なITベンチャー企業で働くことに多少の不安はありましたが、そこでの仕事がとても楽しかったので、自分の選んだ道に自信を持てました。


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